少し思うことがあって
ここ数日、ずっとTAKUMARの55mmをカメラに付けて歩いている。
わが家のレンズ棚の住人
古くからの重鎮
そう、オールドレンズだ。
フィルムカメラ全盛の時代に自分が撮った写真のほとんどは、このレンズを使って撮ったものだ。
おそらく最も使い込んだレンズだと思う。
今でも自分の手に一番しっくりと来るレンズ。
それがこのTAKUMARの55mm。
ピント合わせ時の、少し重たくて安定したフォーカスリングの機械的な動き。
その感覚は今でも指先がしっかりと覚えている。
写真を撮り始めた少年の頃の自分も
きっと今と同じようにこの小さくて重いレンズを左の手のひらで支えて
カメラを構えていたんだね。
巷ではオールドレンズなんて呼ばれちゃってるけどさ、使い始めの頃は、自分もTAKUMARもまだまだ駆け出しのルーキーだったわけで😊😊😊
でもその時はさ、まさか西暦2000年を飛び越えた遠い先の未来まで、ずっとコイツと一緒にいるとは想像すらしてなかったけどね。
だって当時のSFだと、2001年には人類は月に住み宇宙旅行をしている事になってたんだから🙃
気が付けばそれだけ長い年月を一緒に過ごしてきたTAKUMARと自分なわけだ。
まぁカッコいい言い方をさせてもらうなら、コイツは共に年輪を重ねて来た古き良き相棒ってとこかな😁
懐かしい思い出の場面をたくさん一緒に見てきた。
いまでは数少ない生き証人だ。
手にするとその懐かしい時間に
すこしだけ戻れたような気分になるんだよ。
これからも仲良くしようね👩❤️👩