かなり長い間、ヒゲづらで過ごして来た。
仕事をしていた業界でも、ヒゲのbinpakuで通っていた。
そのトレードマークだったヒゲをバッサリ剃ったきっかけがコロナだったんだ。
ヒゲづらにマスクは似合わない。
というか苦痛でしかないんだよね。
ヒゲがマスクに刺さって、喋るとマスクが上下にズレてくる。
マスクで蒸れてヒゲがぐじゅぐじゅになるしさ、もうイライラしてくるんだよ😭
だから我慢の限界に達したある朝
電動のバリカン握りしめてヒゲの散髪を断行したんだ。
ヒゲを生やすようになったのには、深い理由(わけ)がある。
もともとヒゲは濃い方じゃなかったし、自分にヒゲが似合うとも思ってはいなかったんだ。
若い頃は肩までかかる長髪だった。
以前このブログでも、若かった当時の長髪の風貌を晒しているけど、会社通いを始めた頃もそのまんまの長髪だったからさ。
そこにヒゲでも生やそうものなら、まるでヒッピーみたいな容姿になっちゃう🤣
ところが30歳過ぎた頃から、やたらと海外での仕事が増え始めた。
当時は今とは真逆で、もの凄い円高(1ドル=70円台)の時代だったからね。
日本よりも海外で作業した方がずっと安く上がる。
1年のうち日本の会社にいるのが2ヶ月程度しかない。
そんな生活。
会社の壁に下がっていた社員の行動ボードには
『binpaku:✕月帰国予定?』
ってずっと書かれていたらしい。
しかもその頃は単身での渡航で、現地スタッフ相手に独りで立ち回らなきゃならない状況に追い込まれていた。
仕事場 (自分の場合は主に音楽スタジオ) に行けば
「日本のクライアントから来た現場責任者」
みたいなビミョーな言われ方で紹介される。
しかも周りのスタッフはそれこそGrammy Awardsレベルの尊敬する大御所ばかり😂
そりゃビビりますって。そんな状況に置かれれば誰でもさ。
しかも日本人はどうしたって若く見られるからね。
彼等から見れば30代だった自分なんてガキ同然。
どうしても大勢のオトナの中に子供が混ざっている様な見え方になっちゃうんだよ。
見た目の第一印象って大切だからね。
少しでも彼らから対等に見てもらいたいと思っていろいろと考えたんだけど、結局ヒゲ伸ばすぐらいしか思いつかなかった。情けねぇ😞
最初の長期海外出張から、ボサボサのヒゲ面に変貌して帰ってきた自分の姿を見て、会社のみんなはギョッとしていたけどねꉂ🤣𐤔
以来ずっとヒゲ面を通し続けたんだ。
コロナがやって来るまでは🦠←コロナ
今じゃヒゲを剃ってツルツル顔になった上、髪もショートにしたから、むかしの童顔に戻っちまったよꉂ🤣𐤔
今まではヒゲで下駄履かせて年相応の貫禄に見せていたのが全く通用しなくなった。
ツルツル顔に慣れるには少し時間がかかったけれど、この歳になると不思議なもんで若く見られるのもまんざらじゃないなって思えてくる😂
でも次にヒゲ生やす頃には、もしかしたら白いモノが混ざってるのかもしれないね💦
ありゃ恐ろしやー😱