広告代理店でCDをしている知人と久しぶりに会ってカフェでお茶をした。
彼も仕事がら写真をよく撮る。
腰のホルダーにぶら下げていたカメラ(X-T30Ⅱ)を指さして
「それ見せてよ」って彼が言うので渡してみた。
「えっ!いつもこのレンズ付けてるの?」
「うん、これでふつうにスナップ撮ってるよ」
手ぶれ補正の無い X-T30Ⅱ にはいつも超広角レンズの XF8mm を標準で付けている。
「へぇー」って彼は少し驚いた様子だった。
確かに8mmもの超広角レンズを普段使いしている人はあまりいないと思う。
超広角レンズの特性は
近くのものがより大きく
遠くのものはより小さく
写るってこと。
この "遠くのものが小さく" ってのがキモでさ😊
小さいってことは写真の四角いフレーム内に "たくさんのもの" が写るってことになる。
自分が写真を撮る時に一番気にしているのは構図と背景。
ふつうなら撮りたい被写体に関心を集中させるんだろうけど、自分はちと違うようだ。
被写体はフレームの中に入っていれさえすればそれで良い。
それよりも全体の構図、そして背景に何が映り込むかばかりが気になってしまう。
フレームの四隅を何処に持っていくかを考える。
入れたいものを入れ、そうじゃないものをはじき出す。
癖だね。
だから自分の写真には "斜め" が多い。
それはアンタの性格の表れだと言う人もいるけどさꉂ🤣𐤔
とにかく写真の構図で水平取りなんか気にしたことが無い。
斜めだろうが逆さまだろうがナンデモあり。
極論言えば、自分が望む構図が撮れて使いやすければレンズは何だって良い。
解像度とかはあまり気にしない😊
もともと広角レンズは使わなかった。というか所有すらしていなかったんだよ。
ところがたまたま買ったカメラに付いてきたキットレンズが16mmの広角域から標準域までのズームレンズだったんだ。
試しに使ってみたら広角ってけっこう面白いと思うようになった。
気が付いたらズームレンズなのに一番広角の16mmばかり固定で使っていたんだ。
ならばもっと広角が使えれば面白いんじゃないかって思っていたら、フジノンレンズ史上初の1桁台の超広角単焦点レンズか発売されるってニュース記事を読んでしまったんだ。
これ殺し文句だったね。白目剥いてイチコロで即死だよꉂ🤣𐤔
何も考えずに飛びついてしまった😂
それがこのブログで常用しているXF8mmのレンズだったんだよ。
広く写る超広角だから背景にいろんなものが映り込んでくる。
その配置のバランスが自分的に気に入るまでずっとカメラを動かし続けて
フレームに景色をはめ込んでいくんだ。
それが結構楽しかったりする。
そんな遊びにこのレンズはピッタシだ。
自分のちょっとへんたいな欲望を満たしてくれる数少ないレンズだからさ。
あまり人にオススメはしませんがねꉂ🤣𐤔
窓の外は雨だけど、明日の東京は晴れそうだね。
朝から渋谷に行って街を枠取ってみようかな😊
今日もお付き合いしてくれてありがとう。