変な夢を見た。
ひたすらキャベツの千切りをしている。
しっかり研いだ菜切り包丁なのに
思うように細く切れない。
最後はスライサーを使い出した。
そこで目が覚めた。
あの夢はいったい何だったんだろう？
現実と交錯した不思議な夢を最近よく見る。
ひとたび夢の事を考え始めると
走馬灯のように景色がぐるぐると回り出し
思考回路は支離滅裂。
まるで底なし沼にはまったような気分になる。
夜に見た夢をしっかりと覚えている事が多くなった。
これも歳のせいなのかな？
若い頃はそうじゃなかった。
寝起きのぼんやりとした意識の中に
「なんか変な夢を見たな」という記憶だけはあっても
それをはっきりとは思い出せない。
そんな朝が多かったような気がする。
夢には意味がある。
そんな事を言う人がいる。
夢占いという言葉もあるようだ。
眠りが浅い時に人は夢を見るらしい。
脳が半分覚醒しているから
現実と非現実が混ざり合った夢を見る。
知り合いが出て来る夢もあれば
全く知らない人ばかりの夢もある。
いや、もしかしたら過去に出会っていても
完全に忘れ去ってしまった人たちなのかもしれない。
でも脳の中にはその人の記憶のカケラが
ほんの少しだけ残っていて
そんな人たちが夢の中に現れているのかもしれない。
幼い頃の友だちが子供のままの姿で
大人になった自分たちと一緒に
同じ夢に出て来る事もある。
夢の中に流れる時間は止まったままで
幾重にも重なりあっているようだ。
見てきた夢の景色が止まらない。
頭の中の走馬灯は回りっぱなしだ。
自分が獣に喰われる夢を見た事がある。
大きな牙で食いちぎられる瞬間に目が覚めた。
その先の、とても書けないようなもっと怖い夢も見た。
自分がマグロかなにかの大きな肉の塊(柵)になっていて
まな板の上に乗っている夢を見たこともある。
こうなるともうカフカの世界だな。
夢は予想出来ない、なんでもありの世界だ。
見た夢の断片をはっきりと記憶して
その全てを貼り合わせて、ひとつの映画にする事が出来たら
きっと凄まじくすごいのができるんじゃないかな？って思う。
それくらいに夢ってやつは摩訶不思議だ。
ところで今年は暖冬なんだそうだ。
暖冬で熊が冬眠に入れずに人里に降りて来る。
そんなニュースをやっていた。
暖かくて眠れない？
なぜ熊は寒くなると冬眠するのか？
なぜシロクマは冬眠しないんだ？
そもそも冬眠ってなんだ？
映画「プロメテウス」や「アバター」では、人間は長期の冬眠状態で宇宙の旅に出た。
これはSFだけでの話かと思ったら、どうやらそうでもないらしい。
「人工冬眠」
このYouTubeの動画を見たら少し興味を持った。
動画後半で人工冬眠に関するくだりがある。
この左の人にはあまり興味はないけどね😊
人は冬眠できるのか？
冬眠したらどんな夢を見るのだろうか。
体験してみたくなった。
すぐに目覚めなくたっていいんだ。
ずっと夢を見続けて
数百年後に目が覚めて
夢の先の世界を見てみたい。
