自分の10代を振り返った時に、おそらく一番強く印象に残っている場所だと思う。
渋谷センター街。
(別名バスケットボールストリート?って何だ?・・・・・知らなかったぞ)
区役所発案らしいけどさ、ダサい!ダサ過ぎるぅꉂ🤣𐤔
通っていた高校が私服通学だったこともあり、学校帰りには何時もこの通りでたむろしていた。
渋谷は通学時の乗換駅だったんだ。
だから必ず一度はここで電車を降りる。
そして仲間たちと合流して夜遅くまで騒いで過ごした場所が渋谷センター街だった。
夜の繁華街
当然そこには様々な誘惑も転がっていた。
今思えば粋がってたくさんの悪いこと😊
覚えたのもこの街だったな。
当時の渋谷は今のようなオシャレな街とは程遠く、センター街はまだ一部が未舗装で砂利道だった。
駅前には古めかしいプラネタリウムがあった。
井の頭線のガード下(現マークシティー)には多くのパチンコ屋、居酒屋、立ち食い蕎麦屋が軒を連ね、朝の始発を待つ酔い客たちであふれていた。
そんな時代。
渋カジとかチーマーって言葉はまだ無くて、渋谷はどちらかといえば、ちょっとイナタイ感じがする東京のいなか町だったんだよ。
地味な格好した高校生がうろついていても、違和感が無いくらいにお気軽で手ごろな普通の街だった。
今の渋谷はご存知の通り大規模開発が急激に進んでいて、ちょっと来ないと道に迷うくらいの急ピッチで街の様子が変わっていく。
新しいビルはどれもこれも、よそよそしい程にスマートでお洒落だ。
自分の記憶の中にあるイナタイ渋谷。
ダサくて、ごちゃごちゃしてて、少しさびれてて
でも嫌いじゃなかった愛すべきいなか街。
でも今はもう違う服で着飾った
別人の顔になっちゃったなぁ。