少し昔の話をするね。
「刑事コロンボ」というアメリカのTVドラマが好きでよく見ていたんだ。
ピーターフォーク演ずる一見しがない刑事が次々と難事件を解決していくというストーリーで、当時はかなりの高視聴率だった。
犯人を追い詰めて行く時のコロンボのしぐさやセリフが独特で、真似する人が続出した。
田村正和主演のドラマ「古畑任三郎」も、刑事コロンボの影響をかなり受けていたように思うよ。
当時はまだネット社会ではなかったから、流行の情報源はテレビが中心だった時代。
コロンボがいつも着ているヨレヨレのレインコートまでもが社会現象になったと記憶している。
そんなコロンボが劇中にいつも食べていたものがあった。小さなカウンターだけのお店(日本だと立ち食いそば屋的な場所?)で、店のオヤジさんと世間話をしながら食べているんだけどね。
「うちのカミさんがねぇ~」って、コロンボがいつもの口癖のセリフを言いながら、「チリちょうだい!」とか言って注文してるんだ。
チリってなんだ?ってその時は思ったよ。
検索なんて言葉すら無かった時代だからさ、本屋行って料理本のコーナーで調べまくった😊
どうやらメキシコの豆料理だってことまではわかったけど、当時の日本では食べられる所はなかったね。
その後だいぶ経って、仕事でLAに暮らすようになって始めて、コロンボが好きだったあのチリと同じモノを食べることが出来た。
最初に口にしたのは、ホットドッグスタンドで売っていたチリドッグ!ホットドッグにたっぷりのチリがかかってるヤツ。
「あぁ、これがチリか!チリってこーゆーのだったんだ。」ってプチ感動した。
アメリカではチリは思っていた以上にジャンクでメジャーな食べ物で、ファーストフード的にいたる所で食べることが出来た。
さらにスーパーに行って驚いた。
チリの缶詰までもがたくさん売られていた。
チリは一般家庭にまで浸透している。
LAは地理的にメキシコに近いし、当時はTexMexとかいってメキシコ料理がアメリカで流行ってたからね。スーバーには何種類ものチリ缶が並んでいた。
日本で見かけるのはこのホーメルのチリ缶ぐらいかな。輸入食品を扱うスーバーなどによく置いてある。自分は近所のKALDIで買って常時ストックしている。
超粗挽きの挽肉と荒みじん切り(1cm角)の玉ねぎを加えるのが自分流の作り方。
手で砕いたクラッカーをのせて食べるのがアメリカ流?コロンボもそうしてたな😊😊😊
自分は粉チーズもかけちゃう!🤣🧀🤣
チリと食パンとコーラ🥣🍞🥤
アメリカ西海岸の香りがするよ
ちょっとジャンクな朝食はいかがですか?
見た目はちょっとアレですが・・・・・😊
美味しいよ😋😋😋