今から13年前
2010年7月25日
その日のブログに書いた記事の抜粋
(文面はすべて当時のまま)
地球温暖化とか、ゲリラ豪雨とかいった言葉がまだ存在しなかった頃、仕事でよく東南アジアの国々に行った。
タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシアなどの国々を年中転々としていたわけなんだが……。
そこで体験した破天荒な気候と同じ現象が、今の日本で起こっている。
風情のあった日本の夏は確実に亜熱帯化して凶暴化つつある。
21日に仕事で群馬県館林市に行ったのだが、当日の気温が38.9度!!体感上では40度を明らかに越えていた。
マスコミは気温が35度を越えると猛暑日だとか言って騒いでいるが、じきにそれが日常的になって猛暑日という言葉も死語となるだろう。
自分が今までに体験した最高気温は、摂氏49度(米国)だがとても人間が生活出来る環境ではなかった。
49度がどれだけの熱さか想像出来るだろうか?
熱い空気は息をするのもつらく、熱い風が顔に当たると痛いので、白いバスタオルを頭から顔に巻きつけて歩いた。砂漠の民が白い布をまとっている理由がよくわかった。
とにかくクーラーの室外機から吹き出る熱風が冷たく感じる程の暑さで、脳の思考回路は全て停止状態となった。
もしそんな状況が日本で起きたら、大パニックになるだろうな。
13年前のブログ
この時は館林市の38.9度があまりに衝撃的だったので
思わず記事にしたんだと思う
今じゃその暑さも普通になっちゃったね
はからずも預言めいたブログになったけど
いまや地球は
温暖化から沸騰化の時代になったそうだ
35度以上の日を猛暑日と呼んでいる
2007年に出来た言葉らしい
そして
40度を超えた日は酷暑日と呼ぶ
新たにそう決まったみたいだよ
13年後の夏
私たちはどんな過ごし方を
しているんだろう