そんな名前のユニットがあったよね。
でも今回はレンズのお話し。
7artisans 18mmF6.3 Mark Ⅱ
薄型レンズのことをパンケーキレンズって呼ぶけど、このレンズはその中でもダントツに薄い。
わずか1cmしかない。
ビスケットみたいなサイズのレンズだ。
軽いよ。58g(生玉子1個分くらい)。
その薄くて軽い中に6枚ものレンズが光学的に重なって構成されているんだから驚くよ。
実際にこのレンズをX-T30Ⅱに装着すると、あまりの薄さで見た目はほとんどコンデジだ。
真上から見ると
これならGRみたいにポケットにも入る。
だからポケットにビスケット。
"ポケビ" なぁーんてね😁………
𓏲𓇢𓂅🍂🧣
MF(マニュアルフォーカス)で焦点距離18mm(換算27mm)の広角レンズなんだけど、面白いのは絞りがなんとF値6.3の固定なんだよね。絞りリングが無い。
つまり無限遠∞のパンフォーカスでピント合わせがほとんど不要なレンズだってこと。
取り出した瞬間にすぐ撮れる。
フォーカシングにかかる時間がゼロだから、AFのレンズよりも早くシャッターが切れる。
手当り次第になんでもカシャカシャ撮れる。
GRで自分がよくやる "お遊び" のノーファインダー腰だめ撮り(^^ )だって全然イケちゃう。
街中のスナップ撮りには最適だ。
それにフォーカスリングを回せば最短30cmまで寄って撮れるから、ランチタイムのテーブルショットだって大丈夫。
面白いよ、このレンズ!☺
小難しいことは一切無しで遊ベちゃう。
明るいレンズじゃないし、解像度はボンヤリ気味だし、周辺減光(四隅が暗くなる)もかなり目立つ。最新のメーカー純正レンズのような、くっきりシャッキリした鮮明な絵にはならない。
でもそんな事を気にするよりも、ピントや絞りを気にせずにカシャカシャ撮れちゃう楽しさの方が、断然に勝ってしまうレンズなんだよ。
これは究極の "お遊びレンズ" かも知れないね(^^ )
〜つづく〜