昨年末に発売されたばかりのフジフィルムの新しい等倍マクロレンズ。
XF30mmF2.8 Macro
とにかく小さくて軽い。200gもない。
フジフィルムXTシリーズのカメラの中でも最も小さくて軽いX-T30Ⅱとのマッチングで、500g台の小型軽量一眼レフが実現する。
AFは瞬速で高精度。ピント合わせが難しいマクロでもAFでいける。そしてリニアモーター駆動でフォーカシングはほぼ無音。
気に入りました。
自分的には5本目のマクロレンズなんだけど、これまでのレンズは前玉が前へせり出してピント合わせをするタイプ。
ところがこのレンズはフォーカシングの際はインナーフォーカス式なので、レンズが繰り出さない。全長が一切変化しない。
これってマクロレンズの場合、特に重要なポイント。
このレンズは本体センサーからの最短撮影距離が10cmなので、レンズの先端部から被写体までの距離が1.2cmまで近づくことが出来る。1.2cmというとほとんど被写体にくっついている状態に近い。前玉がせり出すと下手すると被写体にレンズが当たる。インナーフォーカス式だとその不安から解消される。
自分はこのレンズをX-T30Ⅱに常時付けっぱなしにして、寄れる標準レンズとして使っている。標準レンズとして見ると、4000万画素クラスのカメラ用に設計されているから、ジャスピン決まると素晴らしく鮮明で解像度の高いクリアーな写真が撮れる。
等倍(フルサイズ換算1.5倍)マクロが撮れる単焦点30mm標準レンズ。
新しい世界が見えて来そうな気がする。
これは新鮮で実に楽しいレンズだよ笑