ポケカメ雑記帳

久しぶりに再開しました

覗く


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家中のカメラを集めて
カメラ断捨離?をした笑

この先多分使わないであろうカメラのお片付け。
必要最小限のカメラだけを自分の手もとに残して、あとは別の部屋のカメラBOXにお引越ししてもらった。
PENTAX等の大きなフルサイズの一眼レフ達とそれらのレンズ一式とかね。
もう大きな重いカメラバッグ担いで撮影に出掛けるような、そんな生活スタイルではなくなったからさ。
少数精鋭で小回りがきくラインナップだけを残そうと思った。
半ば骨董化しているPENTAX SP-F(1972)とか、Canonのdemi(1963)とかも、お引越しの対象だね。
(今年60歳になるdemiはまだバリバリの現役で撮影途中のフィルムを腹に抱えているから、現像するまでは居残り)

もちろんメインのGRは残したし、サブのコンデジとしてNikonの廃番COOLPIXも残留決定。

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そして実はもう1台、残したカメラがある。

そのカメラを残した理由。
自分のカメラに対する、頑固なまでのこだわりによるところが大きい。

「写真はファインダーをのぞいて写すものだ」

1972年発売のPENTAX SP-Fで自分は写真を学んだ。
全てアナログのカメラで、ファインダーの中に表示される露出計の針を見ながら絞り値をダイヤルで調整して、レンズのピント(フォーカス)リングを回してファインダー内の画像を注視する。
にじむようにボヤけていた画像が、リングを回してピントが合うと突然くっきりと鮮明に浮かび上がる。
すかさずシャッターを切る。
全ての情報がファインダーの中に集中しているから常にファインダーをのぞきながら作業するのが普通だった。

だから世にデジカメが登場してカメラを顔から離して液晶画面を見ながらシャッター切るという撮影スタイルが、最初はどうにも違和感があって駄目だった。そしてその感覚が今でもずっと残っているんだ。

当時の自分にとって写真っていうのはね
カメラを顔にくっつけてファインダーをのぞいて、額と鼻の先にカメラのメタリックな冷たさをヒンヤリと感じながら撮るものだったんだよ。

だからGRで毎日写真を撮っていると、無性にファインダーのぞきたくなる病が発症する。のぞいて撮らないと写真撮った気分になれない。

なので、もう1台残したカメラっていうのはさ

のぞけるヤツ笑

 

軽くて小さなAPS-Cミラーレス一眼レフ。
このようにファインダーをのぞいて撮るヤツだよ笑笑

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いわば欲求不満のはけ口カメラ。
レンズは30mm(フルサイズ換算46mm)の標準マクロをくっつけている。
自分が一眼レフ使う時はマクロレンズは絶対に外せない。以前so-netでマクロ写真だけの写真ブログやってたくらい好きなんだ。


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FUJIFILM X-T30 Ⅱ + FUJINON XF30mmF2.8 R LM WR Macro
※このマクロレンズ、寄れる標準レンズとしても最高でお気に入り

もう少し夏になって自然がざわつき始めたら、近くの公園(駒沢公園)で、マクロ三昧な撮影でもしてみようかな。


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