ニコタマの蔦屋家電に行ってみた。
ここはずっと気になっていたんだけど
実際に中に入るのは初めてなんだ。
名称は蔦屋家電となっているけど
半分は書店だね。
2フロア吹き抜けの広い店内。やたら高い天井。
ずらりと並んだ書籍棚。
その合間にちょっとこだわりの高級家電やデジタル機器が
商品として見栄え良くかっこよく陳列されている。
こんな本屋、見たことない。
平日の午前中ということもあって
のんびりとしたシニアのお客さんが多い。
あと結構たくさんの外人さんが居た。
これも海外からの観光客なのかな?
店内の雰囲気はというと
書籍とエレクトロニクスの共存。
ゆとりのライフスタイルを提供する場。
そんな感じのコンセプトみたいだね。
扱っている本も食や住を中心にした
暮らしに関係した書籍がメインになっているようだ。
2フロアの広いスペースのゆったりとした空間。
そこに少しとんがった系のお客さんや無国籍グループが
買い物してるというよりもむしろ、くつろいでいる感じ?
むかし代官山の蔦屋でさ
ガヤガヤと騒がしい落語のイベントをやった事があるんだけど
その時の雰囲気とは全然違う。
場を流れる空気がまるで別次元(まぁ落語と比較すりゃあたり前か😅)
この店では時間がゆっくりと進んでいるように感じる。
店内にはスタバやファミマ!! も入っていて
各フロアのあちらこちらにテーブルや椅子がたくさん配置されている。
各人が好きな飲み物を楽しみながら
本を読んだりノートブックを開いたりしている。
あえてファミリーマートじゃなくて "ファミマ!!" ってところが
ここに集まって来る客層を物語っているような気がするよ。
本屋なのに何故かライカがショーウィンドウに並んでいる。
これにはちょっと驚いた。
もちろんすべて売り物だよ。知らない人が見たらビックリする価格だね。
高級輸入玩具店のボーネルンドも入っているし
電動アシスト自転車の専門店モトベロなんてお店も入っていて
ちょっと上品というかお洒落な雰囲気。
あれ?ニコタマってそんな場所だったっけ?🤔
そんな事をふと思ってしまったよ。
自分の中では青春の思い出の街、ニコタマ。
河原の土手道を日が暮れるまで友人と
泥だらけでサイクリングして走ったり
釣り糸たらしてクチボソ釣ったり
夏休みに彼女と行った花火大会。
そんなモノクロの思い出が
いっぱいつまった二子玉川。
その頃はまだ駅前に古びた遊園地があって
その隣には場違いに大きなデパートが
妙に浮いてひときわ目立っているような
決してお洒落じゃなかった
東京郊外の小さな田舎街
二子玉川。
そんなニコタマも今では
住みたい街ランキング急上昇中の人気の街だ。
同時に以前の街の雰囲気もそこに集う人々も
知らないうちにどんどん変わってしまったみたいだね😅
古くからのニコタマジモティー
地元民だった自分としては
なんだか嬉しいようなさびしいような。
今はすっかり新しくなってしまった駅前広場。
ここに立って見上げると
すべてのなつかしい思い出が
遠い過去形になる。