ポケカメ雑記帳

久しぶりに再開しました

懐中時計

f:id:bin-paku:20240718102839j:image



相変わらず激暑だねぇ〰️🥵夏っつぅ~ッ🤬💢

 



アガサ・クリスティが生んだ名探偵ポワロ
そのポワロがいつもポケットに忍ばせていたのが懐中時計だった。



f:id:bin-paku:20240718102821j:image


思えばそれが懐中時計というものを最初に知った
きっかけだったのかもしれない。
懐中時計=昔の人が持っていた時計
そんなイメージをこれまでずっと抱いていたと思う。


入学祝いにプレゼントされたシチズンの腕時計。
自分にとっては初めて持つ本格的な時計だった。
本体ベルトすべてがシルバーの金属製でがっしりした腕時計。
腕にはめると左手がやたらと重たく感じてさ。
大人はこんなに重いモノを腕につけてるのかって思った。


その後携帯電話そしてスマホを持ち歩くようになると
腕時計は全くしなくなった。
初期の携帯電話でも画面には必ず時刻表示がされていたから
わざわざ腕時計を付けて歩く必要性が無くなったからだ。


ところが最近になって仕事上の理由で
その時々の正確な時刻を
ひんぱんに確認しなければならなくなった。
その都度いちいちポケットからスマホを取り出して
スリーブ解除して画面確認するのがたいそう面倒になってきた。

「なんか良い方法はないものかなぁ?」

そう考えていたんだ。


その時ふと思い出したのが
入院していた時に看護師さんたちが使っていた

”ナースウォッチ



f:id:bin-paku:20240714212841j:image


手首まで洗う回数の多い看護師さんたちは邪魔になる腕時計はしない。
その代わりにいつも白衣のポケットからナースウォッチを取り出しているのを
入院中の病室のベッドの上からボーッと見ていたんだ。

ヒマだからね😊


「そうだ、ナースウォッチみたいな小さな懐中時計なら役に立ちそうだ。」


そう思って探し始めた。

 

その際にこだわったのは

1.シンプル小型
2.見やすい文字盤(秒針が付いている事)
3.そこそこな重量感 ( 軽いと失くしやすい )
4..絶対にアナログ時計である事

デジタル時計は嫌いなんだよ😊
未だに時計は針が回ってこそ時計だと思っている
根っからのアナログ人間なのさ。

 

そしてもう一つ
とても重要なポイントがあった。


★チェーン類の取付リングが6時の位置にある事。

自分的にはこれはどうしても必須だったんだ。

 

よく見る懐中時計はストップウォッチのように
12時の位置にリングが着いているタイプが多い。

こんな感じ。


f:id:bin-paku:20240714212948j:image


でもね、
手に握って使用するストップウォッチとは違って
懐中時計はチェーン等で衣服にぶら下げて使うことがメインになる。

だから12時の位置にチェーンがあると
手にした時に文字盤が逆さまになる。
6時が上で12時が下。これは困る。
上のナースウォッチの写真を見ればよくわかる。
6時の位置にチェーンがついているよね。

やはり12時は上にないと絶対にダメなんだよ。
こんな風にね。


f:id:bin-paku:20240728024801j:image

 


長い針と短い針。
その位置角度とカタチで ”時を見る” のがアナログ時計なんだからさ。
パッと見てすぐにわからなければ意味がない。

 

そんなこんなで選んだのが冒頭の写真の懐中時計。
お気に入りのシルバーチェーンを付けて
ジーンズのベルト通しに引っかけてポケットに入れて使っている。
大きさも500円硬貨大の2フィンガーだから邪魔にもならず
仕事中も重宝しているよ。

実際に使ってみると
なかなかいいもんだね、懐中時計。
まるで自分が名探偵ポワロにでもなったような気分だよ。
それってやっぱり昔の人なのかな、オレ😅?

それにしても・・・
ずっとデジタルばかり見てきたからなのだろうか?

カチカチと針が動く時計の文字盤を見てると
なんだか気持ちが落ちつくのは何故なんだろう?



f:id:bin-paku:20240716101012j:image