ポケカメ雑記帳

久しぶりに再開しました

赤紫色の秘密

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窓際のオアシス。
わが家に観葉植物の仲間入りです。

新しくお世話する事になった
アエオニウム(別名 "黒法師")。
葉が濃い赤紫色をしている不思議な多肉植物

朝日を浴びるその姿を見るたびに、葉の色が緑ではなくて光合成は大丈夫なのかな?
そう思ってしまうのだけれど………

「なぜ植物の葉の色は光合成を効率よく行うために緑色なのか?」

実はその理由については、学術的にあまり良くわかっていないらしい。


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そこで、チョコっとだけど勉強してみた。
光の三原色ってあるよね。RGBってやつ。
文系の自分でもそれぐらいは分かるんだ(^^ )

そのR(赤)、G(緑)、B(青)の中でも、Gの緑色がいちばん光の力が強いんだそうだ。
一説では植物が光合成でお腹いっぱいになり過ぎないために、意図的にいちばん強い緑の光をはね返している。だから植物の葉は緑色に見えるんだという。

もしこの説の通りだとすると、葉が紫色のアエオニウムはどうなのか。
紫色の光をはね返しているって事になる。紫色の光?

調べてみて驚いた。
光の三原色RGBのG(緑)を除いたR(赤)とB(青)をあわせると
なんと紫色になるんだよ。
つまりアエオニウムは赤と青の光をはね返して緑の光を吸収している。

もっと調べるとアエオニウムは、珍しく冬型の植物だった。
夏に夏眠して冬に生育するタイプ。
だから冬の弱い太陽光でも充分な光合成が出来るようにと、アエオニウムはいちばん強い緑の光の吸収を選択したのだとしたら………
その結果として赤紫色の葉になったのかもしれない。

 

アエオニウムくん。
君は変わった色をしているけれど、実はなかなか賢いのかもしれないねぇ(^^ )。


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