仕事がらギターは何本もさわってきた。
特にアコースティックギターには興味があって
古いものや珍しいものも何本か所有していた。
いちばん古いものだと Gibsonの L-3 という
100年以上も前の化石のようなギターを所有していたこともある。
参考写真
自分が最初に手にしたギターは
中学生の時の誕生日プレゼント。
鈴木バイオリンのクラシックギターだった。
ギターと一緒に付いてきた教則本でチューニングやコードの基本を覚えたんだ。
当時の家にはアップライトのピアノがあったので
鍵盤とギターを交互に弾き鳴らしながら練習した。
高校に入って本格的にギターを弾くようなって
新たに入手したギターが K.YAIRI のアコースティックギター。
それまではナイロン弦のギターしか弾いたことがなかった自分にとって
最初のスチール弦のフルサイズギター。
このK.YAIRIのギター!
とにかく鳴り響く音がめちゃくちゃ良かったので
指先に血が滲むまで、朝から晩まで弾き倒したよꉂ🤣𐤔
その後、音楽の仕事を始めてスタジオの作業が多くなると
所有するアコースティックギターも少しずつ変わり始めた。
スタジオでアンプが鳴らせるプラグ付きのモデルが中心になっていった。
定番でもある Ovation の6弦と12弦ギター。
そしてナイロン弦の STAFFORD のエレガットがメインギター。
特にSTAFFORDのエレガットは使用頻度がいちばん高かったかな?
やはりナイロン弦ギターはお気軽で使い勝手が良いから最高だよ👍
そうやってかなり長い間
手を伸ばせばギターがある生活を送ってきた。
自分が仕事を現役引退すると決めた時
それまで所有していたギターのほとんどを
知人のミュージシャンやスタジオに譲り渡すことにした。
家に飾っておいても意味がないからね。
だから今でも彼らが愛用してくれているはずだよ。
ギターのためにもその方がいい。
これはスナフキンと命名して自分が長く愛用していたMartinの変わったギター。
(なぜにスナフキンかって?昔のムーミンアニメを見ればその訳が分かるよ😊)
このギターも、今は某女性アーティストが使っているよ。
これを背中に背負って、曲作りの旅をしているんじゃないかな。
1本だけ手元に残したギターがある。
それがこの小さなギター。
YAMAHA CGS102A
YAMAHAでいちばん小さなクラシックギター。
大きさ的には通常のクラシックギターとウクレレの中間ぐらいかな。
ちょこっと膝の上に乗っけて、何気なくポロンと弾くのにちょうどよいサイズ。
すごく弾きやすくて弦もナイロン弦で指でつまみ弾きするのに超楽ちん。
結局いちばん弾きやすいナイロン弦に立ち戻ったってわけだ😊
旅行好きの人ならトラベルギターとしても最高かもね。
例えばキャンプをしながら焚き火を前にして
ひとり静かに弾いてみる・・・・・
なぁ~んていうのもイイんじゃないのかなぁ😊
今宵は大好きなビートルズのブラックバードでも弾きながら
ゆっくりと眠くなるのを待つとしよう。
中学時代のクラシックギターから始まった
自分とギターとの長い付き合い。
それもこの小さなギターで幕を閉じることになりそうだよ🎸