たしか20代最後の頃だったと思うよ。
仕事先のLAのエンタープライズというスタジオで☝️
( 映画スタートレックの音響スタジオ )
若いスタッフ達が見たことの無いサンダルを履いて
広いスタジオの中を歩き回っているのを見たんだ。
数本のストラップでサンダル底と足首を締める奇抜なスタイル。
それがTevaのサンダルだった。
1984年にグランドキャニオンのリバーガイドが発案したという
ストラップ付きのスボーツサンダル。
足にフィットして踵が浮き上がらない。
トレイルランニングに適したそのサンダルは
アメリカの若者たちの間で当時のヒット商品になっていた。
グランドキャニオンを下まで降りるとわかるけど
サボテンとトカゲしかいないような炎天下の砂漠地帯。
急な川が流れている岩と砂の世界。
そこでの使用を目的に考えられたのがTeva。
今では似たようなサンダルがたくさんあるけど
自分が知る限りその元祖はこのTevaだ。
でもね
Tevaのサンダルを初めて見た時に
自分が抱いた第一印象がさ
「あれ?これ日本のワラジじゃん!」
だったんだꉂ🤣𐤔
だってさ・・・
構造がソックリなんだもん。
正直日本のパクリかと思ったよ。
早速仕事帰りに車飛ばして
ビバリーセンターというバカでっかいショッピングセンターに立ち寄ってみた。
流行っているだけのことはあるね。
店頭には専用のコーナーがあってたくさんのTevaが並んでいたよ。
その中から一番安かった普通の黒のTevaを選んだんだ。
Beverly Center LA 昔は真っ黒な建物だった
めちゃくちゃ快適。
スニーカーとサンダルが合体したような履き心地に感動したよ。
以来ずっとTevaを愛用して、何足か履きつぶしてきた。
実際街中で履いてみて一番よかったのは雨の日のTeva。
雨でスニーカーが濡れるのは嫌だからさ
そんな日は裸足にTevaで出かけるんだよ。
これが快適だよ。
濡れてもヘッチャラすぐ乾く。足もタオルで拭けばいい。
滑らないし、スニーカー並みに走れるし動き回れる。
考えてみれば、オレら日本人はずっと長い間
草履(ぞうり)文化の下で生きてきたわけだ。
靴なんて履くようになったのは歴史的にはごく最近の話さ。
だからTevaみたいな西洋ワラジが履きやすく感じるのは
日本人として当然なわけだよ、DNA的にきっとね。
今回は履き古したTevaのベルトのマジックテープ部分が
劣化でボロボロになってきたので、新しくしようと思ったんだけど・・・
お店で品定めしているうちに目移りしちゃってさ。
はじめてTevaじゃない他のスボーツサンダルに浮気しちゃった😊ごめんちゃい🙏💦
今回の浮気の相手はね*.꒰ঌ♥໒꒱.*
これKeenっていうの。
Keenサンダル ニューポートH2
つま先部分がカバーされているので、岩場とかでも安心だね。
まぁ、あまり行くこともなさそうだけどꉂ🤣𐤔
TevaとKeen、どっちが楽か履き比べてみよっと。
悪い男だね😅オレ
年々改良されて快適になっていくスボーツサンダル。
夏の花火大会で和服に裸足で履くのも良いかもね。
元々は草履なんだしさꉂ🤣𐤔