三軒茶屋にある 通称 "三角地帯"。
このブログにも良く登場するエリア。
元々は戦後の闇市街だった場所に、数多くの飲食店が建ち並んで今のような姿になったらしい。
人ひとりがやっと通れるような狭い路地が迷路のように入り組んでいて
そこにたくさんの老朽化した飲み屋が軒を連ねている。
昼間は静かに大人しく眠っている街だけど
夜が訪れると別の顔になって目を覚ます。
喧騒の中、夜の街らしく毒気も吐き出す。
薄暗い路地裏に足を踏み入れると少し緊張する。
そんな空気が漂う三角地帯。
すぐ目の前には高層ビルがそびえ立つ。
防災上の不安もあって以前から再開発の話はあるみたいだけど
歴史的に地権関係が複雑過ぎて手が付けられないという噂も聞く。
個人的にはこの昭和半ばあたりから時間が止まっているような空気感。
決して嫌いではないんだが。