何事にもはじめの一歩はあるものだ。
自分にとって初めての一眼レフカメラ。
PENTAXのSP-F
ピントとか露出とかシャッター速度とか
撮影のイロハは全て、このカメラから教わった。
標準レンズは55mmでf値1.8
それに135mmの望遠レンズ
このカメラをぶら下げて、いろんな場所で思い出の写真を撮った。
撮影してもフィルムを現像に出して戻ってくるまで、どんな写真が撮れているかわからない。その期待と不安。心地良いスリル。
だから撮る写真1枚1枚、本当に大切にシャッターを切っていたと思う。
今はもう動かないこのカメラを見ると、その時の気持ちをふと思い出すんだよ。